ZUZUの宝塚夜話


宝塚歌劇についてのあれこれ・独断と偏見あり。沖縄大好きです。一個人のブログですので歌劇団や特定のファンクラブとは当然ながら関係ありません。
by zuzunoheya
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ZUZUです
宝塚との出会いは昭和51年のベルバラⅢ。平成3年「春の風を君に」からブランクに。タカラヅカに戻ってきたのは平成15年雪組「春麗の淡き光に」ですが、毎公演観るようになったのは平成17年月組「エリザベート」からの浦島太郎。
目下の№1のお気に入りは星組の紅ゆずるさんですが、けっしてオンリーワンではなく各組にお気に入りの生徒さんがたくさんいます(笑) 
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「南太平洋」周辺の話   13/04/09 

「南太平洋」上演と聞いて正直古臭いかも(@_@;)と思いました。
初演は観ておらず歌劇やGRAPHでの記憶のみです。
でもプログラムに書かれた原田諒先生の文章を読んでな~るほど・・・
太平洋戦争中のお話を終戦後4年で上演。当時のリアルな人種問題を扱った 
話題作だったようですね。エミール@轟悠さんに肌の色の違う子供がいることを知ってショックを受けるネリー@妃海風さん。当時の白人社会の偽らざる感情(-_-;)
頭では分かっているのに・・・ということでしょうか。

そんな「南太平洋」が「ウェスト・サイド・ストーリー」や「RENT」の源になったとか。 
たしかに移民社会アメリカの問題点を取り上げたのが「ウエストサイドストーリー」 
「RENT」にいたっては人種問題、同性愛、HIVと現代の社会問題がど~んと山積み。
ネリーやポリネシアンの娘を愛するケーブル中尉@真風涼帆さんの苦悩が
一瞬はっ??と思ったと言うことはわずか60年かそこらで世の中の意識が変わった
という事なのでしょうね。とはいえネリーやケーブル中尉の苦悩は良く分かりました。

そのネリーの出身はアメリカ南部アーカンソー州リトルロック。
初演のキャストには南部訛りの女優さんをとの希望があったとか。私も南部といえば
漠然と保守的な考えの地域だという事はわかりますが、ちょっと調べてみたら
ダグラス・マッカーサーの出身地でもあり、人種に対する考え方がかなり保守的で
それ故の事件もあったところでした。

ブロードウェイの観客には南部訛りでリトルロック出身の従軍看護婦と言えばどんな
環境で育ったか、フランス人エミールとのお付き合いを報告するネリーの手紙の
ママからの返事がどんな内容なのかは瞬時に推測が出来るのでしょうね・・・
ちょっとニュアンスは違うかもしれませんが、新撰組隊士の前で声高に薩摩弁や
土佐弁で話す浪士がいたら日本人なら場面の空気の把握や場合によっては
物語の行く末まで想像がついたはず。

海外ミュージカルでは毎度おなじみの問題点ですがそんな文化的背景をどう
宝塚の観客に理解してもらうか・・・ 演出家の先生も大変ですね。

民間人のエミールが危険を顧みずにケーブル中尉とともに敵軍の支配する島への
潜入を決意する理由がネリーとの生活のためにも早く戦争を終わらせたいと言うこと。
この敵軍は言わずもがなですが日本。一言も台詞の中で日本という言葉はなく
舞台の上下にある道標、下手側がニューヨークとボストンまでの距離、上手側の
道標にTO JAPANの文字とマイル数がさり気なく示してあるのみ。

この後太平洋戦争を早く終わらせるためにという大義名分でとっても悲惨な
出来事がありました・・・このところ本公演よりクオリティーの高い舞台が続く
特別公演。今回の「南太平洋」も本当に質の良い舞台でしたが良い舞台だった
だけにいろいろとその周辺事情を考えてしまいました。

舞台のお話は次回に。
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by zuzunoheya | 2013-04-09 23:20 | 星組
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