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ZUZUの宝塚夜話


宝塚歌劇についてのあれこれ・独断と偏見あり。沖縄大好きです。一個人のブログですので歌劇団や特定のファンクラブとは当然ながら関係ありません。
by zuzunoheya
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ZUZUです
宝塚との出会いは昭和51年のベルバラⅢ。平成3年「春の風を君に」からブランクに。タカラヅカに戻ってきたのは平成15年雪組「春麗の淡き光に」ですが、毎公演観るようになったのは平成17年月組「エリザベート」からの浦島太郎。
目下の№1のお気に入りは星組の紅ゆずるさんですが、けっしてオンリーワンではなく各組にお気に入りの生徒さんがたくさんいます(笑) 
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花組「サン=テグジュペリ」   12/9/20

花組・東宝公演「サン=テグジュペリ」のお話
特に蓋はしませんのでよろしければご覧ください。

内藤濯訳の岩波版「星の王子さま」、キャトルにも置いてありましたが懐しいなぁ・・・
この作品 西からの評判がイマイチ(-_-;) 私自身ごくフツーの感覚の人間だと
思っているのでトホホ場面がどこなのか、どこから始まるのか???みたいな感じで
観てました。結論を言っちゃいますとねけっこうこの作品好きです(#^.^#)
 
幕が開いて迫り上がって来た蘭寿とむさん。本の挿絵にあった王子様そのまま!!
クリクリヘアーが可愛らしくてはて?蘭とむさん研いくつだっけ?(笑)
でも「星の王子さま」昔読んだのですが覚えているエピソードと言えば
王子と操縦士の出会いと像を飲み込んだうわばみ、バオバブの木、それに
二人の別れの場面くらい・・・ なのでいきなりペスカトーレ(『天使の季節』で
寿美礼さんがやってた二役の老国王)が出てきた時はあれれ??でした。
もちろんペスカトーレじゃありません(笑)

サン=テックス(テグジュペリ)と妻コンスエロ@蘭乃はなさんの出会いのところが
かなり情熱的で強引(笑)でもその出会いのところに「像を飲み込んだウワバミの絵」
が登場して一気に「星の王子さま」の世界に引きこまれました(^^♪
砂漠に不時着したサン=テックスの夢に出てきたのは挿絵で見ていた王子。
なんで蘭はなちゃんが?って思ったけれど後にこの物語はサン=テックスと
コンスエロの話なのだ、と分かりました。

それからはわりと唐突に入ってくる「星の王子さま」のエピソードにワクワク
してしまいました。ギヨメ@壮一帆さんのキツネのエピソードなんか全然覚えて
いないのですがなぜか心地よくて・・・

サン=テックスの空の仲間が結局皆空へ飛び立ったまま帰っては来ず、
最後にはサン=テックスも・・・といういかにも谷先生らしいお話(って事実?)も
王子が自分の星に帰るには今の身体は重すぎるので身体は置いて(魂になって)
帰るんだという話と重なって飛び立ったまま帰って来なかった仲間も空に輝く
無数の星のどれかに暮らしている・・・私にはそんな風に思えて納得出来ました。

マヤの血を引いて「エルサルバドルの小さな火山」とサン=テックスに言わしめた
蘭はなちゃんが野性的というのかまぁドキっとしました(#^.^#)こんな蘭はなちゃん
今まで観たことない(笑)

望海風斗さんが出番は少ないながら重要なお役。ふとこのお役は愛音羽麗さん
でも良かったのでは・・・なんて。でも重要とはいえあんまり後味の良いお役とは
言えないので退団者のはなむけのお役ではないかな。

「かつて子供だった事を忘れた大人」には「本当に大切なものは見えない」
じゃあ本当に大切な物ってなんだろうか???と考えてしまう。
何の脈絡もなく金子みすずの詩を思い出したりして(笑)

このお芝居が好きっていう私ってやっぱり少数派???

by zuzunoheya | 2012-09-20 01:19 | 花組
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